知ってますか?おきなわ豆知識【台風編】

知ってますか?おきなわ豆知識【台風編】
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OkinawaTraveler編集部

沖縄への旅行計画を立てる際は、台風シーズン(7月〜10月)は特に注意が必要です。台風は急に進路を変えることもあるので、最新の天気予報をチェックして旅行計画は柔軟に!そして十分な備えを!安全第一で楽しい旅を!過ごすための豆知識です。

沖縄県民の台風に対するスタンスはちょっと違う?

夏の沖縄といえば降り注ぐ日差し、青い空に白い雲、そしてエメラルドグリーンに輝く海。これがポジティブなイメージだとすれば、
ネガティブなイメージの筆頭が台風ですよね。観光で沖縄に来て台風に遭遇したら、目も当てられません。旅がめちゃくちゃになってしまいますからね。

しかし、地元民にとって台風はマイナス面だけではなく、プラス面もあるのです。そのひとつが水道水。
沖縄はときどき水不足に見舞われることがありますが、台風の雨がダムに貯まり、水道水が確保されます。
近年断水になる事は減ってきましたが、
10年ほど前は台風が来ると=断水と言われておりましたよ。 

一方、暴風警報が出ると学校が休みになるので、子どもたちは大喜び。さらにバスが止まると大部分の職場も休みになるので、思わずガッツポーズする大人もいます(笑)
外にでない、海に行かない、なども昔から言われていますよ。
また、沖縄には昔から台風料理と呼ばれるものがあります。代表的なのは小麦粉を水で溶いて塩で味付けし、クレープのように薄く焼くヒラヤーチー、
そうめんを炒めるソーミンチャンプルー、肉や豆腐の代わりに麩を使うフーチャンプルーなどです。あり合わせのもので作るだけなのですが、
沖縄県民のなかにはこうした料理を台風時の楽しみにしている人もいます。
 

観光客の方向けの台風対策と過ごし方

しかし。観光のお客さんに台風を楽しもう!というのも無理な話ですね。そこで最低限の対策をお教えします! 

 まずは早めの情報収集を! 

気象庁のサイトや、沖縄県内のニュースを確認し、飛行機や宿の手配も視野にいれつつ、台風が近づいて来て、
ホテルにカンヅメになりそうだとわかったら、すぐスーパーやコンビニに行って食料品を調達しましょう。
 

 

狙い目はパン。加熱せずに食べられて2、3日はもちます。実際地元民は台風が来そうになったら、
われ先にパンを買いに走ります。売り切れることもあるので、できるだけ早く行きましょう。

飲料水も確保しましょう。大半のホテルは自家発電装置を備えているので問題ありませんが、
こぢんまりとした民宿や旅館、ゲストハウスなどでは停電があるかもしれません。
そうなると水道ポンプも止まるため、断水する恐れがありますから水道はあてになりません。
また、バスタブ、あるはバケツなどでもあったら水を貯めておきましょう。
これをしておくと断水しても手や顔を洗ったり、軽いシャワーを浴びたりもできますし、
トイレ用水にも使えます。また停電になると復旧まで時間がかかrう可能性があり、可能な限りスマホは充電しておいた方が良いですね。

 

もし飲める人ならお酒を買っておくのもよいでしょう。停電するとテレビも見られないし、することがなければ飲んで時間をやり過ごすという手もあります。 

大規模なホテルだとインドアプールやキッズランド、文化体験コーナーを備えているところもあります。
外の天候とは関係なく楽しめるので、家族旅行でも子どもたちも退屈せずに過ごすことができます。

部屋で静かに過ごしたいなら沖縄にしかない本や雑誌、フリーペーパー、新聞などを事前に手に入れて読むのも、
意外な情報に触れられてなかなかおもしろいものです。
 

基本的なことですが、気象情報はこまめにチェックしてください。もし暴風警報が出たら外出は控えましょう。 

観光を楽しめなくなるだけならまだしも、ケガでもしたらもっと悲しいですからね。
台風は例年7月~10月に発生が多い時期とされています。

海が荒れるので、マリンレジャーにも影響がでます。台風が去ったからといってすぐに再開できるものでもありません。
予約しているマリンレジャーがあれば、直接ご確認をしてみてくださいね。
 

 

 

 

もし台風で飛行機が欠航してしまったら?

空港に行く前に情報収集を行いましょう。予約している航空会社のWEBサイト等で、就航状況やキャンセル規定を確認しておくと良いでしょう。
那覇空港に宿泊施設はありませんので、延泊が必要な場合はご自身で手配が必要となります。 
 


参考サイト※別サイトへ飛びます

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