知ってますか？おきなわ豆知識【沖縄おやつポーポー編】

小麦粉でつくった生地を焼き、「油みそ」（アンダースー）を表面に塗り、くるくる巻いた沖縄の郷土菓子のことを言います。

沖縄では“ユッカヌヒー”と呼ばれる旧暦の5月4日に
子供の健やかな成長を祈って、各家庭でポーポーを作ってお供えする習慣があります。

私も生まれたお家に仏壇があったので、お供えしていましたよ。
※ユッカヌヒーとは：海の豊漁を祈る御願や、沖縄の昔漁船「サバニ」に乗って速さを競う「ハーリー大会」が行われることです。

沖縄には「ちんびん」という「ぽーぽー」の親戚のような沖縄菓子もあります。
実際、違いがありますが、県民も何が異なりか分かっていない方が多いです。家庭や地域で呼び方が混合していることもあるそうです。

分かりやすく違いをまとめると
「生地表面に油みそが塗られているの」→ポーポー。
「黒糖入りの生地を焼いて巻いている」→ちんびん。

これであなたも沖縄菓子マスターの道を一歩踏み出しましたね。

簡単に沖縄の味をご自宅でも再現できるので、作り方をご紹介します。

以前から沖縄のクレープだ！と言われている「ポーポー」ですが、
ソウルフードを彷彿とさせるタコスやゴーヤー等を使用したポーポーもあります。

ポーポーのもちもちとした食感がたまらないです。満腹になること間違いなし！
季節や店主の仕入れるものに伴い提供するメニューが変わるので、いつ行っても楽しめます。

最近では、歴史あるものが一周まわって“流行”となり若者を魅了しています。私もそのレトロ感に魅了されているその中のひとりです。

みなさまもお気に入りの沖縄菓子を探してみてくださいね。