沖縄南部に訪れたら絶対立ち寄りたい!「道の駅いとまん」が人気の理由とは?
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沖縄南部にある「道の駅いとまん」は日本最南端の道の駅です。県内最大級の農産物販売所や漁協の直営店が並び、新鮮な野菜やフルーツ、海鮮がリーズナブルな価格で購入できるとあって地元の人や多くの観光客で連日溢れかえっています。那覇空港からのアクセスも良く、沖縄土産も揃っているのでドライブ途中の休憩スポットにもぴったり。さらに、フードコートでは沖縄グルメも堪能でき、テイクアウトも可能。あれこれ食べたくなる魅力満載の道の駅いとまんが人気の理由を徹底追及します。
目次
朝一がおすすめ!新鮮な野菜とフルーツが豊富に揃う「うまんちゅ市場」
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所狭しと野菜やフルーツが並ぶ県内最大級の農産物販売所「うまんちゅ市場」。朝一は新鮮なものが手に入る上、種類も豊富なので毎朝オープン前から多くの地元民が行列をつくっているんだとか。個人農家の契約者数は1000名以上にも及び、産地直送だからこそ驚くほど安く購入できるのも魅力的です。
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店内には、100種類以上の野菜と30種類以上のフルーツがずらり(季節によってそれぞれ数は異なります)。なかには、フーチバー(よもぎ)やナーベーラー(ヘチマ)など、沖縄ならではの珍しい名前の野菜も。店内をぐるっと一周するだけで新しい発見がたくさんあり、見ているだけで楽しくなります。中央にはキズものを安く販売している特売コーナーが設けられており、人だかりができていました。
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1月〜2月は出荷が少なくなりますが、年間を通して人気なのが島バナナ。一般的なバナナよりやや小ぶりで皮は薄く、甘く香りが良いのが特徴です。沖縄では、民家の庭や畑で見かけることが多く、お盆でお供え物に使われるなど沖縄県民にとっては身近な果物として親しまれています。
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野菜やフルーツの他にも、JAおきなわ いとまん支店 女性部が手づくりした加工品も要チェック。調味料としていろいろな料理に使えるめんつゆとみそは、年間を通して人気があるそう。県外へ持ち出しが禁止されている食品(紅芋やさつま芋など)以外はその場で郵送も可能なので、つい買い過ぎてしまったという人でも安心です。
沖縄グルメと沖縄土産はここで!「糸満市物産センター 遊食来」
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「糸満市物産センター遊食来(ゆくら)」では、地元糸満の特産品はもちろん、沖縄県全域(離島を含む)定番のお菓子や工芸品、泡盛など約2000点以上のお土産が販売されています。フードコートもあるので、休憩がてら立ち寄るスポットにぴったり。遊食来の名前の由来は、遊びに、食べに、来てくださる、という意味が込められているそうです。
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施設内の一角に糸満市地場産品コーナーを発見。かまぼこのすり身を使ったノンフライのおせんべい「かまぺた」や糸満産の美らキャロットを使用したピリ辛調味料の「にんじんピリピリ」など、ここでしか手に入らない名産品が50点以上並んでいます。珍しいものばかりで、ついあれこれ買ってしまいそう。ここにも宅配カウンターがあるので、まとめ買いしてもその後手ぶらで観光を楽しめます。
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数あるお土産品の中でおすすめなのが、糸満産のにんじんをたっぷり使用した「美ら海キャロト入り万能だれ」。甘口と辛口があり、炒め物やサラダのドレッシングなどいろいろな料理に使えます。沖縄県の優良県産品に推奨されたこともあり、リピーターも多く、人気の商品です。
新鮮な海鮮がその場で食べられる!「糸満漁業協同組合 お魚センター」
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漁師の町と言えば糸満市!と言われているほど糸満市は、沖縄でも有数の漁港の町です。「糸満漁業組合お魚センター」では、糸満漁港で毎朝セリにかけられた糸満産の魚はもちろん、県内各地の海鮮を購入することができます。土日は観光客も多く、4000人以上の人が来客するのだとか。
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中に入ると目に飛び込んでくるのがグルクン(タカサゴ)やアカマチ(ハマダイ)、イラブチャー(アオブダイ)など、色とりどりの魚たち。見た目も独特ですが、名前も沖縄らしいものばかりで思わず写真に収めたくなります。
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お魚センターが人気の理由のひとつは、買った海鮮をすぐに食べられること。イートインコーナーを利用してもOKですが、手軽に食べられるものも多いので食べ歩きしても◎。天気のいい日はテイクアウトして近くのビーチで食べるのもおすすめです。
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種類豊富な海鮮丼をはじめ、握り寿司や魚汁、かまぼこ、焼きたてのホタテのウニソースなどつい食べ過ぎてしまうほどおいしそうな海の幸で溢れていました。
いかがでしたか?「道の駅いとまん」には、今回紹介しきれなかった絶品グルメがまだまだたくさん潜んでいます。沖縄南部に訪れた際はぜひ立ち寄って、ここでしか味わえない沖縄グルメをたっぷり堪能してくださいね。