最短で15分! 日帰りでも十分楽しめる沖縄本島から船で行く離島6選

最短で15分! 日帰りでも十分楽しめる沖縄本島から船で行く離島6選
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OkinawaTraveler編集部

せっかくの沖縄旅行。沖縄本島も周辺離島もどっちも楽しみたい! そんな欲張りさんに日帰りで行けるおすすめの離島6選を紹介。実は約150もの離島がある沖縄県。のどかな風景や地元の人たちとのふれあいを楽しめば、非日常的なゆったりとした時間を過ごせます。沖縄北部の港から行く水納島や伊江島、那覇市・泊港から行く慶良間諸島など日帰りでも存分に楽しめる離島が盛りだくさん。沖縄初心者もリピーターも必見です。

マリンアクティビティー三昧! 水納島

沖縄北部・本部町の渡久地(とぐち)港から高速船に乗って約15分の水納島(みんなじま)。沖縄美ら海水族館から近く日帰りで海水浴が楽しめる人気の離島です。上空から見ると三日月のような形をしているので「クロワッサンアイランド」とも呼ばれています。周囲約4.6キロの小さな島ですが、海を求めて年間6万人もの人が訪れます。島が近づくにつれて海の透明度が増し、船の上から魚が見えるとみんな大興奮!

島周辺の海は、浅瀬でもカラフルな魚やサンゴ礁を見ることができシュノーケリングに最適。波が穏やかなので、小さな子ども連れの家族も安心して海水浴を楽しめます。定番のマリンスポーツのバナナボードやビッグマーブル、Uボートなどエキサイティングな海遊びがいっぱい! マリンアクティビティに必要なものはすべてレンタルできるので水着とタオルさえあればOKです。

360度のパノラマビューを堪能できる伊江島

沖縄本島北部の西に浮かぶ伊江島(いえじま)は、沖縄美ら海水族館へ向かう途中の本部港からフェリーに揺られながら約30分で気軽に行ける離島です。島のシンボル・城山(ぐすくやま)は通称「伊江島タッチュー」と呼ばれ、とがった帽子のような山が特徴。頂上までは300段弱なので、親子で楽しみながら登ることができます。頂上からは緑と茶色の畑に、青い海と空とのコントラストというのどかな景色を見渡せます。

大きな入口に圧倒されそうなニャティヤ洞は、伊江島の人々の聖域・拝所と言われています。天然の洞窟で子宝祈願の縁起の良いパワースポットとして知られていて、洞窟の中にある力石(ビジル石)を女性が持ち上げると子宝を授かると伝えられています。洞窟の奥には、ハート型に見える抜け穴があるので見つけたあなたはラッキー!

海の青さに魅了される人続出! 何度も訪れたくなる渡嘉敷島

「ケラマブルー」と称される青く輝く海が魅力的な慶良間諸島の中で、最も大きい渡嘉敷島(とかしきじま)。那覇市・泊港から高速船で35分と近く、施設も充実しているため、リピーターも多い人気の離島です。シーズン中は地元の人や観光客で大賑わいの阿波連(あはれん)ビーチには、マリンショップはもちろん、海の家やパーラーなど休憩スポットも盛りだくさん。バナナボートやガラスボートを使えば、沖合にある無人島・ハナリ島へも上陸できちゃいます!

阿波連ビーチから車で約10分の場所にある阿波連園地は、夕日スポットとして知られています。高台にあるのでビーチや周辺の島々などを見渡すことができ、青からオレンジへ移り変わる空と海の様子をのんびり眺めることができます。駐車場やトイレが整備されているのもうれしいポイント。渡嘉敷島の最南端にある阿波連岬まで遊歩道が伸びているので、散策するのもおすすめです。

世界中のダイバーを魅了するトップレベルの海を有する座間味島

世界屈指の透明度を誇る海を有する座間味島(ざまみじま)は、国立公園に指定されている慶良間諸島の一つ。ミシュラングリーンガイド二つ星を獲得している古座間味ビーチは、真っ白な砂浜とどこまでも続くコバルトブルーの海が広がり、一度見たら忘れられないほどの絶景。那覇から高速船に乗って50分で非日常を味わえるとあり、夏季シーズン中は海水浴はもちろんシュノーケリングやダイビングをする人たちで連日賑わっています。砂浜には、ライフジャケットやビーチパラソルのレンタルショップだけでなく、食事処もあるので目いっぱい遊んだあとにひと息ついてみては?

港から徒歩3分の場所にある「和山海雲(わやまもずく)」は、もずくそばが名物のお店。座間味産100%のもずくを練り込んだ歯ごたえばっちりの手打ち太麺が特徴です。かつおと昆布がベースの甘めの出汁と三枚肉との相性がばっちり! 晴れた日は、座間味島の風を感じられるテラス席で過ごしてみてはいかが? ランチタイムは混雑しているので余裕を持って行くことをおすすめします。

キャロットアイランドで元気チャージ! 津堅島

沖縄本島中部・うるま市にある平敷屋(へしきや)港から高速船で30分。「キャロットアイランド」の名称でも親しまれている津堅島(つけんじま)は、にんじんの名産地です。港から徒歩10分の場所には、にんじんをモチーフにした展望台やベンチが設置されています。最上階に登れば、かわいらしい見た目からは想像のつかない景色を見られること間違いなし。島内にあるにんじん畑をはじめ、トゥマイ浜(津堅島ビーチ)や沖縄本島までも一望できる津堅島おすすめの観光スポットです。

自然の恵みをたっぷり浴びた甘い津堅にんじん。そんな自慢のにんじんをふんだんに使った「津堅にんじんサイダー」はいかが? 炭酸のシュワッとした爽快感と隠し味のシークヮーサー果汁で飲みやすいので、にんじんが苦手な子どもにもおすすめです。色鮮やかなオレンジ色とどこか懐かしいレトロなデザインが見事にマッチしていて写真映えもばっちり。平敷屋港ターミナルで購入することができるので、旅のお土産にもぴったりです。

ゆったり過ごす癒やし旅なら、神の島・久高島へ

沖縄本島南部・南城市にある安座真(あざま)港から高速船でわずか15分の場所にある久高島(くだかじま)。約200人の島民が暮らす島には、昔ながらの古民家が立ち並んでおり、離島ならではののどかな風景を楽しむことができます。周囲約8キロと小さい島を満喫するならレンタサイクルでの移動がおすすめ。神の島として名高い久高島には数多くのパワースポットが存在します。久高島最北端の岬・カベール岬は、琉球の祖神であるアマミキヨが降り立った場所として、現在でも神聖な場所として崇められています。

久高島の海を存分に楽しむなら「ロマンスロード」は欠かせません。海の見える遊歩道はきれいに整備されており、約600メートルと短く、道幅も狭いため、自転車を停め歩いて散策するのがおすすめです。途中にある赤瓦屋根の東屋は休憩スポットとしてはもちろん、絶景を眺めるのにも最適! 岩場を降りると隠れ家的ビーチ・ウディ浜に行くこともできますよ。


沖縄本島から少し離れたところにある離島は、訪れやすいだけでなく、日帰り旅行にも最適です。 旅程を計画して一度に複数の離島を訪れることも、戻って小さな旅行をすることもできます。 沖縄に旅行する際は、周辺の島々をぜひチェックしてみてください。

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