
「命どぅ宝」
命の尊さを知る琉球の民に出逢う旅
今は昔。南海に琉球という瑠璃に輝く小さな島が在り。
琉球の民は、食せるものすべてを「クスイ(薬)」としてこれを大切に扱い、決して疎かにせず、これらの命に感謝して口にしたという。
生ける者すべてを尊ぶ琉球の民は天の神から命を永らえる知恵を与えられ、九十七の歳になると再び子供となって生まれ変わるのだそうな。
何百年の時は流れてもなお、琉球の北・山原(やんばる)ではかつての琉球の民の教えが今も親から子へ、孫へと受け継がれているという。
山原への旅は、命の尊さを知る古の琉球の民に出逢う旅。
行程【1日目: 大宜味村&国頭村】
那覇空港に到着後、世界的な長寿の里「ブルーゾーン」として知られる大宜味村に向かいます。
沖縄の原風景が残る喜如嘉(きじょか)の伝統的集落を歩きながら、ゆったりとした時間の流れを体感することができます。
また、喜如嘉の伝統工芸品として名高い「芭蕉布」の制作現場をのぞいてみましょう。喜如嘉の芭蕉布は13世紀頃から織られていたと言われ、琉球王府への献上品、また清朝や江戸幕府などへの朝貢品として重宝されていた貴重な織物でした。現在はその希少性の高さから「幻の布」と呼ばれており、喜如嘉の「おばぁ」たちが伝統を継承しております。
この日のディナーは、沖縄本島最北端の漁港・国頭港に隣接する国頭港食堂で。東シナ海に沈む夕陽を眺め、潮風の香りを感じながら、新鮮なお魚料理をお楽しみいただきます。
やんばる地域での滞在は、古集落の中にある一軒宿・南溟森室へ。
ここだけ時間がゆっくり流れているような、不思議だけどなんだか懐かしい雰囲気の中でお休みください。
行程【2日目:国頭村】
やんばるの野鳥たちのさえずりで目覚めた朝は、生き物をこよなく愛し学ぶネイチャーガイドとともに、世界自然遺産の森”やんばる”を奥深くまでゆっくりトレッキング。悠久の時を感じながら、木々たちからのやわらかいエネルギーをご堪能ください。
午後は、あなただけの自由時間。
古き良き琉球が残る集落を散策したり、お部屋の縁側で気の置けない友や地域のおじい・おばあと三時茶を楽しんだり…
都会の喧騒を忘れて、時の流れに身を任せてましょう。
行程 【3日目:大宜味村】
3日目の朝は、沖縄本島最北端の泡盛メーカー、やんばる酒造へ。
泡盛は日本最古の蒸留酒であり、昔は王族などの高貴な身分の者しか飲むことが許されませんでした。やんばるの豊かな水から極上の泡盛が生まれるまでの過程をぜひお楽しみください。
お昼は、長寿食として知られる沖縄伝統料理をご用意。沖縄では「医食同源(病気を治す薬と食べ物とは、本来根源を同じくするもの)」という考え方があり、食べ物をクスイムン(薬)と捉え、自然の理に適った食生活を送ってきました。先人の知恵に想いを馳せながらお召し上がりください。
また、山原工藝店では、身を護るお守り袋「マース袋」の制作体験をお楽しみいただきます。沖縄では、塩は災厄を除ける力を持つ神聖なものと信じられています。この旅が安全でありますように…と祈りながら、世界に1つだけのマース袋を作ってみましょう。
ヤンバルの遺産を守る
やんばるの旅は、単なるツアーではなく、人生を大切にする哲学とつながる機会と言えるでしょう。やんばるの人々は、自然への敬意やコミュニティへの愛、そして目的意識を体現しています。訪れることで、自分も彼らの物語の一部となり、沖縄ブルーゾーンの教訓を受け継ぎ、自身の人生を鼓舞することができます。
やんばるの長老たちの知恵や森の癒しの力、郷土料理の味など、人生への洞察を提供してくれます。沖縄北部は、命の尊さが単なる信仰ではなく、生き方そのものである場所であり、新たな目的意識や生きがいへの理解、感謝と意図をもって生きることの美しさを再認識できるでしょう。やんばるの旅は、個人の人生に深い影響を与える可能性があります。







お問い合わせ先:at_oki@okw.jtb.jp
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エリア:鹿児島県・奄美大島
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